イライラして、布団に入ったおっとっとであったが、
真面に眠れなかった。
前夜に、嫁の会社の人たちに、フェイスブックで友達承認を依頼していたが、
朝、いつもより少し早くから、起きて布団でゴロゴロしていた。
で、スマホ確認。
おぉ!期待通り!
承認してくれていた。しかも、嫁の上司、部長クラスの人と
嫁を入社当時から面倒みていた先輩。
嫁にも、これらがUPされているはずだ!
その後、いつもの時間に下に降りてみた。
嫁が、アイロンをかけていた。
そしたら、まんまと食いついてきた。
嫁 :会社のXXさんと、**さん、友達になったよね?なんで?
おっとっと :あー、お前に言う必要ある?ないだろ?
おっとっとはイライラしていた。少し突っかかってみた。
おっとっと :会社には、どうせ調べに行かなきゃならないこと、
たくさんあるからなぁ。
そのとき、会社の人にお願いしようと思ったからだよ。
お前にいうと、根回しするだろ!
メールで根回しするだろ!トレランショップに送ったようにな(怒)
つい、言ってしまった。クラウド上にある、
スマホのバックアップデータに有ったメールの内容を臭わすことを。
うっかりであった。で、止まらず立て続けに、
おっとっと : お前、わかってるよな。オレにバックアップデータ見られたこと。
メールで、根回ししてたよな。
クラウドにアクセスしたのは、オレだと理解したよな?
嫁 : たぶん、そうだとは思ってた...
おっとっと :それなら話が早いわ。
会社の人に直接行くって連絡取るために、
友達になっておいたんだよ。
会社に、調査に行くからな。根回ししても、無駄だぞ。
あと、マラソンチームの代表者の人にも、行くからな。
調査と謝罪を兼ねて。
覚悟しろ(怒!!)
嫁 : チームの代表者?なら、連絡先知ってるよ。
教えようか? \(゜ロ\)、(/ロ゜)/
明らかに、慌ている嫁。マラソン代表者の連絡先は教えるなどと言って、
話を誤魔化そうとしている。
会社に調査に行かれてしまうのは、嫁に取って明らかに不都合なのだと、
すぐ理解できた。
何か、隠している。
逆に言うと、マラソンチーム関連は、シロなのだと理解できた(笑)
おっとっと : あっそう(笑)。まあ、チームは後でいいわ~、来週にする。
まず会社から行くわ。
嫁 : ......
そして、おっとっとがテーブルを見ると、嫁の携帯が置いてあった。
おっとっとの方が嫁より、近い位置に。
頭に血が登っていたおっとっとは、つい、嫁のスマホを手に取った。
ロックがされていたが、賭けに出た。
例の練習したパスコードを入力。
そう、以前見つけ、嫁と同型機一台購入し設定し入力練習した
”**6912”だ。
突然のことに、茫然と見ていた嫁。
パスコード入力で、パッと画面が開いた。
やったぜ!成功だ!!
嫁に、開いた画面を見せる。
嫁 : か、返してぇぇぇ~(発狂)
おっとっと : それはできない。
お前がすべてを話さないから、この携帯は調査させてもらう。
すごい血相で嫁がつかみ掛かってきた。そんな嫁の姿は、今まで見たことが無かった。
全くの別人に見えた。
そして、
嫁 : ...わかったよ...すべて話すよ(沈)....
嫁が撃沈した瞬間であった。
やっと、終わったのかぁ。(*´ω`*)
そう思った。