嫁は自白し、すぐに確認書を書かせた。父親に大泣きしながら土下座。
精神状態がおかしな感じに見えた。
ここで、弁護士から聞いたワンポイントなのだが、
おっとっとが嫁に書かせた書面のタイトルは
”確認書”
この確認書と書かせることがポイントだ。
確認書と書き、事実を嫁自ら手書きで記述させ、
事実を確認した!と言う、書面になる。
謝罪文だの、反省文などとタイトルに書いてしまうと、
裁判になったときに、もう反省してるでしょ!!的な方向に、
逃げられてしまう可能性出てしまう。
それを、未然に防ぐため、”確認書”とするのだ。
事実確認させただけ、ということにするそうだ。
で、再度、弁護士に連絡。その日の、夕方に父も同行したいと言うので、
嫁に書かせた確認書をもって弁護士に相談することにした。
確認書を弁護士に見せた。
弁護士のOKを貰った。これで、慰謝料請求行けますよ!
おっとっとさん、よく今日まで我慢して頑張りましたね!と。
しかも、請求額は3人分。高級中型車が買えるほどの金額だ。
おっとっとは、複雑だった。3人の相手男たちに、請求することは当たり前だが、
10年も一緒に生活してきた嫁に、請求することに違和感があったし、
地獄に落とされたが、情もあるし。ちょっと考えさせてくれと弁護士に言った。
とにかく、この2ヶ月の地獄の生活からは、やっと解放されるのだという、安堵はあった。
で、自宅に帰ることにする。
帰る途中、おっとっとの父が、
おっとっと父 :お前、今日から実家で生活しろ、嫁のあの雰囲気、危険だぞ。
何するかわからん。寝込みを襲われるかもしれない。
ちょっと、異常だぞ。
おっとっと :何言ってんだ、大丈夫だよ。嫁は気が小さい。
そこまでやる意気地はないよ。
それにオレはもう地獄に落ちた。
もし嫁に刺されて死ねるならそれでいい。
その方が、オレに取ってはずっと楽になれる。
死んだ方が、マシだよ。
オレは、結婚して10年なんだよ。
結婚して数ヶ月目から、1人目の不倫されてたんだよ。
共有の貯金を大量に使い込みまでされてさ。
信じて結婚した人に、ことごとく裏切られた。
ウソや誤魔化そうとする人間の醜さを、嫁から見てしまった。
オレの結婚10年はすべて、ニセモノにされた。
こんな酷い話ないよ。
受け入れろと言われても、無理だ。死んだ方が楽だよ。
ホントにさ。
はっはっは(笑)
もう、おっとっとは笑ってしまっていた。
おっとっと父 :バカ言ってんな!!
とにかく、実家に戻れ。
まあ、本当なら嫁にも監視を付けたい
ところだけどな。家に火つけたりするかもな。
自宅に到着。嫁が、1人でいるはずだ。家に入ると、
嫁は、ずっと泣いていた様子。目元が、腫れ上がっている。
嫁は、改めて自分の両親に電話をかけていたようだ。
2日後に、こちらに到着するようだ。
で、おっとっとは、嫁に実家で生活することを伝えた。
それを聞いて、嫁はまた、大泣き。
床に土下座し、おっとっとと、おっとっと父に”申し訳ありませんでした”を繰り返している。
おっとっとが嫁を無理やり椅子に座らせ、
おっとっと :もう、ここまで来ちゃったから。残念だけどな。誤っても、無意味だ。
どうにもならないから。
嫁 :ごめんなさい~、ごめんなさい~(涙)...
おっとっと :社会のルールに反したからな、キッチリ責任は取ってもらう。
嫁 : ......涙 ...??
嫁は、社会のルールに反していること、責任の取り方と言われたが、
意味が全く分からないようであった。泣きながら、ポカんとしていた。
ほんと、世間知らずで、おめでたい女だ。
おっとっとは、この日から無理やり父親に連れられて、別居となった。
2016年1月6日のことでした。