おっとっとの人生おっとっと!        (もう長生きしたくない!編)

なんと結婚前から二股!!更に結婚2ヶ月目から 複数人との不倫!!!        貯金使込み 〇〇〇万円以上!!嫁は本物の異常者だった!!

苦渋の選択、両親へ相談!

おっとっとは、両親を頼るしかなかった。友人へ相談も考えた。でも、元嫁のことも
よく知る30年以上の友人である。再構築できたときに、後々嫁が気まずくなってしまう、
そんな心配もした。お金も融通してもらはなくてはいけないし。
友人には、頼れなかった。
すごく悩んだが結局、両親に相談した。
おっとっとは、正直言うとあまり両親と仲がよくはなかった。と、言うより父親が、
中学生のころから好きではなかった。すごくワガままで、怒るとすぐに手が出る人で、
強引に、自分の意見を押し付ける人であった。また小言がやたら多く、母親とのケンカが絶えなく、
母に手を挙げることもあり、いつも母親が父に泣かされているのを見ていた。
だから、結婚したら絶対あんなオヤジになったら、アカン!小言は言わないぞ!
と思ってきた。だから、家事がいい加減で、あまりやらない元嫁にもそれを貫いてきた。
家事については、共働きだし、文句言うくらいなら自分でやればイイと思って実際やってきた。

まあ、話を戻そう。
そう、嫌いな父に相談した。父のいやなところばかり言ったが、父は冷静な頭と知識がすごくある、
と私は思っている。理解も早いし。どっちかというと、頭のキレる人間だ。
だから、父には説明する前に、まず誤った。土下座に近いところまで。
”辛い報告になるが、ゴメン。オレが家庭の操縦を誤った。詳しく正直に話すから聞いてくれ”

”実は、夫婦のケンカに便乗して嫁が離婚したいと言い出した。
  離婚回避コンサルトに相談しプロの意見で、限りなく嫁は不倫のクロだと言っている。
  すぐに、探偵を使い調査しなさいと言われた。色々話をして、オレはそのコンサルトを
  信用しようと思う。で、探偵を使いたい。お金が必要だ。貸してほしい。
  ホントに悲しませる報告でゴメン”

おっとっとは、正直父親にまた怒鳴られ怒られると思っていた。
お前がいい加減なことしてるからこんなことになるんだぁぁ!!って。
しかし、違った。怒るどころか、

”そうか...”
とまず一言。
”実は、嫁は昔から変だと思っていた。お前の家に行っても、いつも居ないし、いるのはお前だけだし。”
そんなことを言い出した。
それを聞いておっとっとは、今まで、変に思ったこと、気になったこと、あれ?と思うこと、
家事の不満、お金の使い方が変だ!、セックスレスであること、そのため子供をつくることができなかったことなど不満をぶっちゃけた。自分でもビックリするくらい喋り続けた。
実は、おっとっとは今まで両親に元嫁の不満など一切言ったことがない。
なぜかと言うと、おっとっとの実家は地元だし近い。嫁の実家はすごく遠い何県も先の
である。簡単には行けない。で、家庭内で何かトラブルが起こるたびに、おっとっとが
近くの実家に行き、不満をぶちまけていたら、嫁とイーブンではない。嫁は、実家を頼れない。
そうフェアじゃないなと思ってきたからである。
そのため、あまり実家に行ったりすることも、フェアじゃないなと思い、行くことも少なかった。
でも、おっとっとの両親は、嫁の実家が遠い分、私たちが2倍サポートしようといい、
実際やってくれていた。特に日用消耗品などは、よく届けてたりしてくれた。
少しでも生活が楽になって、住宅ローンを早く返せるように...と。
だから、悲しい報告をすることはおっとっとにとってホントに苦しかった。
両親の気持ちを、仇で返す気がして。だから本気で誤った。

そして、おっとっとの結婚10年間を言い切ったところで、父親が、

”すべてわかった。お前は苦労してたんだな。我慢してたんだな。
  嫁は、やはりおかしい。やるべきことやらずに、遊んでばかりいるんだな。”
  金使いも、荒いようだな。

”オレもそのコンサルトの先生の言うことは正しいと思う。
 そしてオマエは、その先生のところに相談したということは、再構築を考えているんだな。
 わかった、オマエの思うよう、納得できるようやってみろ、その上で離婚ならしょうがないだろ。
 とにかく、オマエも納得したいんだろ。
 よくわかった。金のことは、オレにまかせろ。やりたいように、やってみろ!”

すごく、ありがたかった。オレは両親を雑にしてきたのに...
本気で涙が溢れ出て、止まらなかった。
泣きながら、”ありがとうございます、よろしくお願いします。”
おっとっとは、そう言うしかなかった。
その時、少しだけ味方ができ、ほんの少しだけ気持ちが楽になった。